Indeed 掲載のお供


そのクリックは無駄?無駄クリックと対策方法

Indeedノウハウ

最近では、Indeed(インディード)のCMを見かけることが日常になってきたのではないでしょうか。

Indeed(インディード)は、日本国内で月間訪問数3,460万(※1)の大規模求人検索サイトですが
アグリゲーションサイトということもあり、求人数もかなり多く、クローリングされるだけでは
日々更新される膨大な量の求人に埋もれてしまうため、それだけで効果的な採用活動を行うことは
かなり難しくなっています。(※1:Similar Web, 総訪問数(2020年1月))

 

そんな中で
ぺージの上位や目立つところに表示させたい」「もっと効果的な採用を行いたい」という時に
Indeed(インディード)のスポンサー求人(有料掲載)を利用する企業が増えてきました。

 

スポンサー求人(有料掲載)は、検索結果の一覧で自然検索結果よりも、
目立つ箇所高い頻度で表示されるため求職者の目に留まりやすく、通常の無料掲載と比べると
かなり多くのクリック数を集めることが出来ます。
また、無料掲載とは異なり、時間の経過による表示回数の減少等も抑えることができます。

 

従来の一般的な求人広告媒体の、掲載することに対して料金がかかる仕組みと異なり
Indeed(インディード)の広告は、クリック課金型(CPC)という、
求人がクリックされたことに対して広告費用が発生する仕組みです。

 

このIndeed(インディード)のスポンサー求人は、「運用型広告」と呼ばれ
予算、入札、内容等を、リアルタイムに変更・改善しながら運用していく仕組みです。
効果や配信状況に応じて、配信の調整が出来る点は最大のメリットです。

 

しかしながら、「運用型広告」の難しさは、その運用の自由度の高さにあるともいえます。

 

Indeed(インディード)のクリック単価は日々変動するうえ、様々な要素が掛け合わさった
表示ロジックによって、表示順位が決まっていきます。

 

今回は、起こりがちな「無駄クリック」の発生について、その原因と対策方法について解説していきます。

目次

無駄クリックとは?

無駄クリックとは

Indeed(インディード)の運用担当者から
クリック単価が高くて、費用対効果がよくない」、「競合他社が増えて、採用できなくなった
といった内容のご相談を、よく頂きます。

しかし、よく見てみると、実は
無駄クリックが多いためにあまり成果が出ていない、ということが多いのです。

ここでいう「無駄クリック」とは、「ターゲットユーザーの検索ではないクリック」を指します。

 

人材不足の職種や、早急に採用したいエリアがある場合などは、
広告費も多めに確保し、またクリック単価も通常より高めに設定することが多いはずです。

しかし、それらの求人のクリックが、ターゲットユーザーのものではなかったとしたら、どうでしょうか。
適切なターゲットユーザーに訴求出来ていなかったら、せっかくの予算や運用工数も無駄になってしまいます。

無駄クリック対策を万全にしておかなければ、採用活動が上手くいかないのに
費用ばかりかさんでしまう、ということになりかねません。

単価を見直すことも重要ですが、予算内で求人を集めるためにも
無駄クリック対策は必ず行うようにしましょう。

 

無駄なクリックを減らしていくためには、
まずは無駄なクリックがどれだけあるのか把握しましょう。

Indeed(インディード)には、無駄クリックだけを抽出する方法はありませんが
求人アナリティクスを使うことでクリック率や応募率から推測することが可能です。

求人アナリティクスでは、表示回数やクリック数等のパフォーマンス数値のほか、
人気キーワード職種の検索トレンド等、業界の動向が確認できます。

それぞれの数字をしっかりチェックして、対策していきましょう。

無駄クリックの対策方法

それでは、無駄クリックの対策方法について、いくつかご紹介していきます。

 

表示回数を減らす

閲覧数が多いのに、応募が少ないという場合、
意図していない検索キーワードで求人案件が表示されている可能性があります。

表示回数が多くなると、必然的にクリックされる回数も増えます。
「表示回数を減らす」というと、機会損失になるのではないかと考えがちですが
関連性が低いキーワードで表示されている場合は、ただ無駄クリックだけが増加するという状況になりますので
下記について確認・対策することで、表示回数を正しく調整しましょう。

■キーワードを厳選する

関連性の低いキーワードや、ターゲットが曖昧なキーワードを設定していると
ターゲット外のユーザーからの無駄クリックに繋がり、求めている人材からの閲覧も見込めません。
今一度、原稿内で使っているキーワードを、丁寧に見直してみましょう。

また、「人気キーワード」が原稿内に入っていないかどうかも確認すべきです。
「人気キーワード」が入っているのと入っていないのでは、表示回数が大きく変わります。
募集に沿ったものであればよいですが、関連がない場合や、意図せず入っている場合
無駄に表示回数を増やし無駄クリックに繋がります。

「キーワード対策」といって、関係のないキーワードを盛り込んでいる求人を
たまに見かけますが、無駄クリックを増やすだけではなく、Indeedの品質チェックによって
掲載停止される場合もあるので、注意しましょう。

■クリック単価を調整する

上限クリック単価が高い場合、表示回数(インプレッション)が増え
より多くの検索結果に反映されやすくなります。

しかし、Indeed(インディード)の検索結果は、クリック単価だけで決まるものではありません

ユーザーの「閲覧履歴」「検索履歴」など、ユーザーとのマッチ度が大きく関わっており
さらに「検索ワードと広告・LPの親和性」「広告の品質」「クリック率」等、
様々な要素が掛け合わさって、表示順位が決まっていきます。

例えば、同じ「中央区 事務」というキーワードでの検索も、
ユーザーによってマッチ度が違うため、表示順位や表示頻度は異なってくるのです。

また、「職種」「エリア」などの競合性の高さによっても変動します。
競合性の低い「職種」「エリア」であればクリック単価の相場も安くなりますし
反対に高ければクリック単価も比例して高くなります。

「クリック単価」が、競合求人と比べて極端に高い場合
ユーザーとのマッチ度を無視して表示回数をあげることになるため
基本的には無駄クリックが多く生じてしまうと考えたほうがよいでしょう。

 

閲覧数は高いのに、応募につながらない、または求める人材の確保につながらない場合、
検索ワードの選出をしっかり行い、設定を見直してみるとよいでしょう。

 

ターゲット外からのクリックを減らす

キーワードを正しく設定し、上限クリック単価を日々調整していたとしても
ターゲットではないユーザーからのクリックは、必ず発生します。

なぜかというと、「ターゲットユーザーが検索をするはず」と考えて設定したキーワードでも
その検索の目的や、ユーザーが求めている条件(シフトや給与など)によっては
ターゲットではないユーザーにとっても、関心のある求人になってしまう可能性もあるからです。

そういったユーザーに対しては、「なるべくクリックをさせない」ために
検索結果一覧の表示画面を工夫しましょう。

■職種名を詳細にする

たとえば、
・「ドライバー」⇒「スーパーへのルート配送ドライバー」
・「軽作業」⇒「調理パン・サンドイッチの梱包」
・「営業」⇒「化粧品メーカーの法人向け営業」
など、できるだけ具体的な職種表現を記載することでミスマッチを防ぐことができます。

■写真を設定しない or 写真を適切なものにする

写真を設定すると、視覚的なインパクトがあり、検索結果の一覧の中で目立たせることが可能です。
しかしながら、汎用的な画像や所謂「映える」画像を使ってしまうと「目立つ」ということがデメリットとなり
多くの無駄クリックに繋がってしまいます。
実際の現場写真や、自社ならではの募集する内容に合った写真を掲載することが重要です。
もし準備出来ない場合は、写真は設定しないほうが良い場合もあります。

■キャッチコピーを設定しない or 応募資格・条件を記載する

キャッチコピーが記載可能な「求人キャッチコピー」の欄ですが
求人をよりアピールすることができる反面、かなり目立つ項目のため
メリットだけを読んだユーザーのクリックを誘導してしまう可能性もあります。
敢えて「設定しない」判断をすることも有効な手段です。

また、採用したい求職者の条件があるときは、必ず明記しましょう。
・「営業経験3年以上」
・「週5日以上勤務できる方」
・「整備士資格をお持ちの方」
など、こちらもなるべく具体的に記載することがポイントです。

 

このように、検索をしたユーザーの選択肢から外すことで、
クリックを回避出来る場合もあります。

求人票の項目には、なるべく多くの情報を入れたほうが良いですが
「ターゲットユーザー」にとって必要な情報かどうか
しっかり精査して、取捨選択を行っていくことも重要です。

無駄クリックは本当に無駄?

今回は、無駄クリックの対策についてご紹介してきました。

 

Indeed(インディード)の予算の上限は自由に設定できますが
無駄クリックの原因を考え、対策を打っておかなければ非常に効率の悪い運用となってしまいます。

しかしながら、無駄クリック対策と同時に気を付けておかなければいけないのが
”ターゲットユーザーは想像を超えた検索をする時がある”という事です。

こちら側で、ターゲットユーザーが検索をするキーワードをどんなに絞り出したとしても
実際にターゲットユーザーが検索するキーワードの中には、思いもよらないものが入っていたりすることがあります。
また、求人内容の中の、思いもよらぬところに、メリットや魅力を感じてくれる場合もあります。

キーワードや情報を絞りすぎると、そういったターゲットユーザーまで排除してしまい
結果として機会損失になってしまう可能性もあります。

過度な対策も危険です。そのようなケースも意識しながら、予算との兼ね合いや成果を見ながら
バランスの取れた運用を行っていきましょう。

 

Indeed(インディード)活用において、低予算で収める秘訣は
「如何にして露出度を上げながら、無駄クリックをなくすか」がポイントです。

 

また、無駄クリック対策に関わらず
Indeed(インディード)を使って効果的な採用活動を行う場合
以下項目について、しっかり確認しておくことが重要です。

  • 求める人材(ターゲット)がどういう人物であるか明確にしているか
  • 求人情報のページが、分かりやすく伝わりやすい内容になっているか
  • 掲載中の求人の掲載状況を確認しているか
  • 業界動向はチェックしているか

 

Indeed(インディード)の管理画面から確認できる数字や情報を毎日チェックし
しっかりと分析して、クリック単価の調整や検索ワードの設定変更を行なっていきましょう。

 

 

弊社では、Indeed(インディード)を利用した自社サイト集客・求人内容改善を行っています。
もっと詳しく知りたい、相談してみたいという採用担当者様は下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。

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制定日 2017年11月1日
最終改訂日 2020年3月18日
株式会社デルタマーケティング
代表取締役 平井 健一

当社は、当社が取り扱う全ての個人情報の保護について、社会的使命を十分に認識し、本人の権利の保護、個人情報に関する法規制等を遵守します。また、以下に示す方針を具現化するための個人情報保護マネジメントシステムを構築し、最新のIT技術の動向、社会的要請の変化、経営環境の変動等を常に認識しながら、その継続的改善に、全社を挙げて取り組むことをここに宣言します。

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