Indeed 掲載のお供


求人版アグリゲーションサイトとは?

みんなの悩み

インターネットやSNSの普及により、知りたい情報を検索するだけで多くの情報を得る事ができるようになりました。

しかし、多くの情報を多面的に集めることが可能になった一方、情報が多すぎて
本当に必要な情報にたどり着くのが難しくなったと感じている方も多いのではないでしょうか。

このような情報過多となった現代のニーズに合わせ、多くの『まとめサイト』が登場しています。

 

まとめサイトは、その名の通り、特定の話題やサービスについての情報を「まとめ」たサイトです。
ニュースやスポーツ、グルメ、美容など、様々な分野のまとめサイトが存在し、効率的に情報収集することができます。

 

まとめサイトは、大きくキュレーションメディアアグリゲーションサイトに分けられます。

 

キュレーションメディアとは、特定の話題やテーマに沿ってWEBサイトやブログ、SNS、掲示板などから
情報を選定・収集し、再編集して提供するサイトです。

情報量よりもコンテンツ内容に特徴をもたせ、再編集してオリジナリティを出すことで付加価値を高めます。
「smart news」や「グノシー」が有名ですが、最近では「グルメ」や「旅行」等、
あるジャンルに専門特化したものが増えてきているようです。

 

一方、アグリゲーションサイトは、WEB上に公開されたある分野のあらゆる情報を常にクローリングして情報収集し
大量の情報を1つのWebページにまとめ、ユーザーの検索キーワードに基づいた検索結果として表示させます。

通常、集めた情報は編集されず、1つのサイトの体裁に合わせた形で提供されます。

GoogleやYahoo!と同じ仕組みの「特定分野の情報の検索エンジン」と考えれば分かりやすいでしょう。
「Home’s」や「トラベルコ」、「Indeed(インディード)」が、アグリゲーションサイトとして有名です。

 

今回は、求人業界のアグリゲーションサイトについて解説していきたいと思います。

目次

アグリゲーションサイトのメリット

アグリゲーションサイトのメリット

アグリゲーションサイトは、様々なサイトを自動で巡回し、機械的に集めた情報をデータベース化して機械的に掲載しています。
このとき、Google等の検索エンジンで検索された際に上位表示がされるよう、多くのサイトではSEO対策が行われています。

 

ユーザー側のメリット

一つのサイト内に複数サイトの情報が集約されているため、ユーザーは得たい情報を効率よく入手することができます。
また、集める情報の種類と形式が決まっているため、比較検討しやすく、検索疲れしにくいというメリットもあります。

通常、ユーザーがより多くの求人情報を得ようとしたとき、様々なサイトで会員登録が必要とされます。
アグリゲーションサイトを利用する場合、この手間が省けることは非常に便利です。

 

掲載される側のメリット

掲載される側としては、サイトが検索結果に表示されにくい、サイトを見つけてもらうことが難しい場合も
アグリゲーションサイトに掲載されることによって、ユーザーの目に留まり、流入が増える可能性が高まります。

また、複数の求人サイトに掲載せずとも、自動で情報を拾ってくれるため
費用を抑えながら、より多くのユーザーに求人情報を届けることができます。

求人業界のアグリゲーションサイト

求人業界のアグリゲーションサイトをいくつかご紹介します。
ここでご紹介するサイトは、どれも求人サイトや企業の採用サイトなどあらゆる求人情報を
自動収集しているアグリゲーションサイトとなります。

 

求人ボックス

求人ボックスは、カカクコムが運営する求人情報エンジンです。
カカクコムが独自の検索エンジンを構築し、独自の評価基準で検索結果(順位)を構成しています。
また、「食べログ」や「価格.com」など日本国内でのサービス運営で培ったやノウハウやコンテンツを生かし
デザイン設計や機能を成長させています。
求人ボックスについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

スタンバイ

スタンバイは、「ビズリーチ」等を提供している「株式会社ビジョナル」と
ヤフー株式会社を傘下にもつ「Zホールディングス」との合弁事業会社が運営しています。
会社統合に伴い、Yahoo!Japanのサービスとして提供されていた
求人検索エンジン「Yahoo!しごと検索」は、「スタンバイ」に統合されました。
また、Yahoo!の様々なサービスに「スタンバイ」への導線があり、日本最大級の規模を誇るYahoo!JAPANの
豊富なサービスとページビューから、圧倒的なリーチを得る事が可能です。
スタンバイについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

 

キャリアジェット

キャリアジェットは、イギリスのCareerjet Limitedが運営している求人情報検索エンジンです。

世界90カ国、28の言語に翻訳されたインタフェースを搭載しており
61ヶ国の求人情報をすぐに検索できるようになっています。
留学や海外で仕事をしたい求職者にとっては、非常に有意義な情報を得ることができます。
Careerjetは、Indeedの直接投稿(ドラディス)のように直接求人情報を掲載することはできません

 

Indeed(インディード)

Indeed(インディード)は、アメリカのIndeed, Inc.が運用している検索エンジンですが
現在日本版のIndeed(Indeed Japan株式会社)を運営しているのはリクルートホールディングスです。

Indeed(インディード)は、『求人検索エンジン』という新しい仕事探しのプラットフォームを
日本の求人市場に広め、認知度を一気に高めました

現在、月間の利用者数は約4,000万人超と圧倒的なユーザー数を誇る、日本最大級の求人サービスです。
Indeedについて、さらに詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

アグリゲーションサイトを比較

上記で紹介したサイトのサービスの仕様やユーザー数について、まとめました。

サービス仕様

Indeed(インディード)・求人ボックス・スタンバイ・キャリアジェット比較
(※Similar Web調べ)

どのサイトもクリック課金型で、自社サイトを連携して掲載が出来る点は同じです。

有料掲載における最低出稿金額については公開されていない部分も多く
変動する可能性もあるため、実際に検討する際には、必ず問い合わせて比較するようにしましょう。

 

ユーザー数

メディア別訪問数の推移

(2020年1~3月/Similar Web調べ)

 

Indeed(インディード)のユーザー数が他を圧倒しています。

ユーザー数が多いということは、それだけ多くの応募者を集める可能性があるということになります。

応募者を多く集め、自社採用につなげていくためには、ユーザー数の多いIndeed(インディード)を
上手く活用していくことがポイントとなります。

 

エンゲージメント指標

 

エンゲージメント指標

(2020年1~3月/Similar Web調べ)

こちらも、Indeed(インディード)、次点で求人ボックスがそれぞれの指標において、サイトの品質が高いことが分かります。

■ 滞在時間が長い

■ ページビューが多い

■ 直帰率が低い

これらは、1ユーザーがより長い時間をかけてサイト内を多く回遊し、検索画面に戻らないということです。

これは、探している情報がサイト内に多く存在する=ユーザーが課題を解決できているということになります。

これは、SEO対策にも大きく関わりがあります。

SEO対策において最も重要なのは

「ユーザーファースト=ユーザーにとって価値のあるコンテンツの提供を第一とすること」です。

Indeed(インディード)は、膨大な情報量、専門性と信頼性の高いコンテンツ、ユーザー数の多さから
SEOでも強さを誇る媒体だと言えます。

 

今回は、求人業界のアグリゲーションサイトについて紹介してきました。
今のところ、Indeed(インディード)が圧倒的なユーザー数で群を抜いていることが明らかですが
国内でもこの「求人検索エンジン型」のサイトは増えてきています。

ただ、クローリングで様々なアグリゲーションサイトに無料掲載され、流入が増えたとしても
実際に採用に繋げるためには、様々な工夫が必要です。

利用者数や求人数が圧倒的なIndeed(インディード)に掲載するのであれば、
より効果的な運用をしていきたいですね。

より効果を高めていきたいということであれば、
訪問数やPV数などのデータを参考にしながら、
求人ボックス、スタンバイ(stanby)、キャリアジェット(carrerjet)へ
予算配分を行う必要もあるかと思います。

当社では、Indeed(インディード)以外の求人媒体も含めて、多数のメディアを扱っております。

Indeed(インディード)、または求人メディアに掲載をご検討の方、仕様を詳しく知りたいという採用担当者様は
下記よりお気軽にご連絡ください。

この記事を書いたのは

久保田裕輝(Yuki Kubota)

香川生まれ、香川育ち→大学から上京し東京暮らし開始。新卒でITシステムの開発会社を経て、人材業界に携わる。 アルバイト・パート領域での採用メディア営業(半年)→正社員領域での採用メディア営業(3年半)→Indeed営業組織のマネージャー(現在)。「HR」×「地方・地元」×「コミュニティづくり」がテーマ。

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