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「採用DX」とは?応募者対応をDX化するための方法

みんなの悩み

「DX」という言葉を聞いたことはありますか?
「DX」とは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、
「データ・ITの活用によって製品やサービス、ビジネスモデルを【変革】すること」
を指します。

 

2025年までに、多くの日本企業においてDXが進まなかった場合
2025年~2030年にかけて年間12兆円もの経済的損失を被ることになると予測されています。

 

これに対する危機感から、経済産業省では2018年12月に「DX推進ガイドライン」を掲げました。

このガイドラインを理解することは、より効率的・効果的にDXを進めることに繋がります。
詳細は以下にまとまっていますので、お時間のある時に是非ご確認ください。

経済産業省:DX推進ガイドラインをとりまとめました

 

 

企業におけるDXは、様々な業界において進んできています。

 

例えば、大手ECサイト
カスタマーレビュー機能やレコメンデーション機能の搭載など
ITを活用したサイト構築によって販売チャネル・消費者の購買行動を大きく変えました

 

また、タクシー業界では、専用アプリの導入によってこれまでの配車システムを変革しました。
さらに、車内に設置したタブレットに電子広告を搭載することで、新たな収入源も生み出しています。

 

そして、もちろん人材業界においても、DXは例外ではありません
「採用DX」は企業にとって、いまやかなり重要な取り組みとなっています。

 

今回は、「採用DX」について解説し、
その中から、応募者対応をDX化する方法についてご紹介いたします。

目次

採用DXとは

はじめに、「採用DX」とは何か、という前提についてまとめておきましょう。

「採用DX」とは、
採用フローをITツールを活用して効率化することによって
採用力を向上し、より良い人材を継続して確保できるようにすること
です。

ここで注意が必要なのは、
目的となるのは「ツールを導入する」ことではない、という点です。

DXとは

採用DXでは、ツールの導入やIT化によって
求職者から選ばれる企業になること
継続して良い人材に働き続けてもらえる企業になること
を目指します。

それを実現させるには、
CX/顧客(求職者)体験」と「EX/従業員(採用担当者)体験」の2つ
向上させることが必要です。

CX向上は、採用率アップに必要不可欠です。
求職者は、選考体験をかなり重要視していることが分かっており
6割以上の候補者が、選考中の体験(採用CX)を理由に選考を途中で辞退・拒否していたというデータもあります。

EX向上は、働きがい・働きやすさを醸成し従業員の定着率向上、離職率低下へとつながります。
また、EX向上に取り組んでいることをアピールすることで
求職者にも魅力的に映り、結果として採用活動にも大いに有利に働きます。

このCX・EX向上を実現するために、
非常に大きな役割を担ってくるのが、IT・ツールの活用です。

そして採用DXの中でいま最も注目され、推進されている
採用フローのオンライン化には、このIT・ツールの活用が必須となっています。

【オンライン化によるCXの向上】
求職者にとって、時間的、金銭的負担が少ないオンライン対応の可否は応募意欲に大きく関わってきます
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響もあり、
採用フローのオンライン化を進める企業はどんどん増え、その流れは大きく加速しています。

【オンライン化によるCXの向上】
また、採用担当者にとっても、採用に至るまでの多岐に渡る多くの業務は
フローをオンライン化することで負担を軽減できます。
採用業務の工数を削減し、リソースが生まれれば、応募者ひとりひとりに時間をかけ
応募者が自社の求める人材であるかどうかを見極めるためのコミュニケーションに
より多くの時間を割くことができます。

そして、採用フローの中でも特に工数がかかる「応募者対応」のオンライン化
多くの企業においてツールが導入され、急速にDXが進んでいます。

 

優秀な人材を確保するためには
「応募から面接までのスピード感」がこれまで以上に重要となり
これを改善するためには「応募者対応」のオンライン化が必須です。

そのためのツールは、かなり多くの種類が開発されていますが
それぞれのツールの仕組み・メリットデメリットを知り
自社に導入してうまく機能するかどうかをしっかり検討してから
導入をすすめることが、非常に重要なポイントです。

応募者対応をDX化する方法

それでは、応募者対応をDX化するためのツールや方法をいくつかご紹介します。

コールセンター(外部委託)

電話の顧客対応を外部のコールセンターに委託するという方法です。
こちらは、かなり前から幅広く利用されているサービスですね。
電話対応を外部に委託するだけで、大幅な工数削減につながります。
さらに、コールセンターでもDX化がすすめられており
データ活用によるマネジメントの強化や、通話内容のリアルタイム解析など
ITを活用することでスピーディかつ正確な情報提供が可能になっています。

 

応募者対応機能付きのATS

こちらも、利用している企業はかなり増えてきています。
ATSとは「採用管理システム」のことで、応募者対応の効率化を目的としたツールです。
求人から採用までを一元管理することによって工数を削減することが目的ですが
応募者対応の機能も搭載していれば、営業時間外の応募にも対応が可能となります。
ATSには、履歴書などの情報の一元管理、面接の評価、求人広告の管理など
多くの機能を搭載していることが一般的ですが
自社の採用に合わないシステムを選択してしまうと
操作方法や設定に工数だけを取られてしまいますので注意しましょう。

 

チャットボット

チャットボットは、SNSではごく一般的となりましたが
人工知能を活用した「自動会話プログラム」です。
採用サイトでの問い合わせ対応から応募受付、面接日程の調整まで
幅広く活用できます。
チャットボットを利用することで採用業務を効率化すれば、
応募者の選考や入社前のフォローなどの丁寧なコミュニケーションに注力することが可能となります。
候補者側も、知りたいことを気軽に聞ける、面接日程などを即時で確定させられる、など
多くのメリットがあります。
今回はチャットボットの例として「リクター」と「コボット」をご紹介いたします。

■リクター

リクターは、デルタマーケティングが提供している、応募者対応チャットボットです。
チャットボットとSMS(ショートメール)を用いることで
応募者とのコミュニケーションを自動化できます。
24時間365日、複数の求人媒体から応募者情報を自動取得
応募者に面接案内のSMSとメールが10分以内に自動送付されます。
リクターについての詳細はこちらから

■コボット

コボットは、ディップが提供しているチャットボットです。
応募対応から面接日時の設定を自動で行うことが可能で
応募者とのやりとり、面接日程の確定など全ての作業をスマホで完結できます。
SMSとメールの自動配信によって、24時間365日応募に対応することが可能です。
管理画面かメールから、面接日を選択するだけというシンプルな設定方法となっています。
コボットについての詳細はこちらから

 

Indeed(インディード)の自動面接予約

新しくIndeed(インディード)に搭載された機能で、直接投稿で掲載している企業が利用可能です。
企業側であらかじめ面接可能日時の設定をしておけば
求職者は設定された時間を選ぶだけで、面接を確定させることが出来ます。
非常にシンプルな設定なので、誰でも簡単に自動面接設定を行うことが可能です。
自動面接予約の詳細はこちらの記事を参考にしてください。

 

上記でご紹介したツールについて、強み、対応時間、容易性をまとめてみました。
ツール一覧

それぞれを比較しながら、どの部分を自動化したいのか、
また導入する環境は整っているのか確認したうえで
自社に合った、最適な方法を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

DX化は、新型コロナウイルス拡大によって、急速に進んだように思います。
リモートワークが推進されたことや、官公庁がハンコを電子化したこと等、
「DX」が余分な資源を削減し、より効率的な業務を実現する変革である、という認識を
広い範囲に浸透させるきっかけが、多く発生しました。

今後も、様々な分野でDXは進んでいくでしょう。

「採用DX」も、今回ご紹介した応募者対応だけではなく
様々な場面においてIT化やデータ活用とともにDXが推し進められています。

よく「IT化」「IT活用」と「DX」は混同されがちですが、
「IT化」は既存プロセスの生産性を向上させたり効率化するために、デジタル技術を活用するものですが
「DX化」は、プロセス自体を変化させ、製品・サービスやビジネスモデルを変革するものです。

ツール導入が目的になると失敗してしまうので
目的がブレないようなツール選定と環境づくりに十分注意しながら進めていくことが重要です。

 

弊社では、求人広告の運用・市場分析・採用提案を行っています。
ツールを導入したい、求人媒体の選定に悩んでいる、という採用担当者様は
下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。

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