働く男女500人に聞いた、理想的な通勤時間。「30分以内」が40%でトップ

 ビジネスパーソンの日常とは切っても切り離せない「通勤時間」。毎日、行き帰りに繰り返し体験するこの時間、「長い」と感じるのはどのぐらいからなのでしょうか。また、通勤時間が長いこと、短いことそれぞれのメリット、デメリットは? 「マイナビ賃貸」では、20代~50代の働く男女500人の「理想の通勤時間」について調査しました。

「長い」と感じる通勤時間は何分から?

■通勤時間を「長い」と感じるのは「1時間ぐらいから」が最多

Q、通勤時間は何分(何時間)ぐらいから長いと感じる?
「10分以内」  2.2%
「20分以内」  3.4%
「30分以内」  14.4%
「1時間」    30.6%
「1時間30分」  18.6%
「2時間以内」  4.0%

Q、「理想的な通勤時間がどれぐらい?」
「10分以内」  22.6%
「20分以内」  16.4%
「30分以内」  40.2%
「40分以内」  7.6%
「50分以内」  2.0%
「1時間以内」 9.8%

 「通勤時間は何分(何時間)ぐらいから長いと感じる?」という質問では、「1時間」という回答が30.6%でトップ、次いで「1時間30分」が18.6%でした。一般的には「通勤時間が1時間ぐらいまでなら許容範囲」と考えているビジネスパーソンが多いといえそうです。

 一方で、「理想的な通勤時間がどれぐらい?」という問いには、「30分以内」と答えた人が40.2%でトップに。次いで「10分以内」が22.6%、「20分以内」が16.4%と、通勤時間は短いほうがいいと考えている人が約8割にのぼりました。

■「ラク」「効率」「安心」が短いことの3大メリット!?

 通勤時間が短いことのメリットとしては、「近いに越したことはない」(女性/26歳/教育・学校関連)、「通勤に時間をかけるのはもったいない」(女性/29歳/商社・卸)「近ければ近いほど朝ゆっくり寝られる」(男性/30歳/機械・精密機器)「満員電車が苦手」(女性/32歳/商社・卸)が主流。はぶける手間ははぶき、その分の時間や労力を仕事や趣味に向けたいと考える人が多いということでしょうか。

「交通トラブルが起きても対処できそう」(男性/33歳/情報・IT)、「忘れ物をしても取りに戻れる」(男性/26歳/農林・水産)など、不測の事態を想定した慎重派もいました。

■短いことのデメリット、長いことのメリットもある!?

 一方で、「あまり短すぎるのも考えもの」という声もちらほら。「オフの時も会社の人とすれ違いそう」(女性/29歳/教育・学校関連)「飲み会の後、自宅がたまり場になる恐れがある」(男性/29歳/商社・卸)「近すぎると気分が切り替わらない」(女性/30歳/金属・鉄鋼・化学)というのがその理由。

 また、ある程度時間がかかることのメリットを挙げている人も。「時間調整やスケジューリングできる時間」(男性/47歳/ソフトウエア)「ちょっとした考えごとにいい」(女性/29歳/人材派遣・人材紹介)「新聞や本を読んだりできるから」(男性/27歳/小売店)など、通勤時間を有効活用している人もいるようです。
長すぎるのも疲れるけれど、オン・オフの切り替えや情報入手のためには、ある程度の時間があってもいい。その「ちょうど良い時間」が「30分」という理想につながっているのでしょう。

マイナビニュース


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