若手社会人、自己成長に1日平均74分!”タイムパフォーマンス”向上に意欲

新年度がスタートして1カ月。”5月病”という言葉があるように、今の時期は「なんとなくだるい」「仕事に集中できない」なんて悩みを抱える人も多いようです。そんな中、忙しく働くマイナビウーマン読者にとって興味深いアンケートを見つけたのでご紹介します。

大塚製薬株式会社が20~30代の働く男女500人を対象に「社会人の時間の使い方と集中力に関する調査」(2013年3月12~3月14日)を実施したところ、”タイムパフォーマンス(=時間能率)”が、イマドキ社会人のキーワードになっていることがわかりました。

というのも、7割近くが「日常生活において”忙しい”と感じている」一方で、8割以上が「自分自身を成長させたい」と回答。つまり、忙しい毎日の中で自分を成長させるためには、今ある時間を効率よく有意義に使う=タイムパフォーマンスを高める必要があるわけですね。

実際、「1日のうちに自由に使える時間」と「自分を成長させるために使える時間」を問う質問では、1日のうちに使える時間は平均155分に対し、自分を成長させるために使える時間は平均74分と、自由時間の半分を自己成長のために使う意欲を持っているようでした。

また、自分を成長させるための時間の使い方に必要なことを聞くと、6割以上が「明確な目標」と「集中力の維持」を重視していることが明らかに。今回のアンケートを監修した東京海洋大学特任教授の小松俊明氏も「人は集中しているときこそ、自分の力以上の仕事をすることが可能です。よって、タイムパフォーマンスを高めて生産性を上げるには、集中力が不可欠です」と、集中力の重要性を語ってくださいました。

しかし、疲れがたまってくると、どうしても集中力は落ちてくるもの。そこで、忙しい20代~30代は、通勤時間や打ち合わせの合間などの”スキマ時間”を、頭や体を休める”休息時間”にあてて、集中力アップに努めている様子。

さらに、集中力を持続させるには、食生活も大切。もうひとりの監修者、栄養管理士の笠井奈津子氏も、「食事を抜いてしまうのは、効率よく仕事をしたいと考える社会人にとって、よくないことです。食事をしないで仕事をすると脳が疲れてしまい、パフォーマンスが落ちてしまいます」と断言します。

アンケートでも、忙しくてゆっくり食事ができそうにないときに「食べない」人は1割程度と、ほとんどの人は何かしらお腹に入れていました。ただその中には「お菓子を食べる」という人も。しかし、「お菓子だけだと、急激に血糖値が上がり、イライラしたり、疲れやすくなるので逆効果」と笠井氏。「忙しいときでも”とりあえず何かを口にする”のは大事。ただし、その考えからさらに一歩進んで、”栄養バランスを考えながら食べる”ことで、脳の働きや体調を保ち、パフォーマンスの向上につなげましょう」とのアドバイスもいただきました。

同じ24時間を過ごすなら、今日よりも明日、明日よりも1週間後、1年後……と少しずつ成長を感じられるような時間の使い方をしたいもの。まずは、身近な食生活を意識するだけでも、その第一歩になりそうですね。

マイナビニュース


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