中堅/中小企業の人事管理、導入シェア上位はOBC、OSK、ワークス

中堅/中小企業向けの人事管理システムでOBC(オービックビジネスコンサルタント)が首位を堅持する一方、大塚商会(OSK)、ワークスアプリケーションズがシェアを向上――調査会社のノークリサーチは、2012年の国内中堅/中小市場における「人事管理」の社数ベースの導入シェアなどの分析結果を発表した。

 

ノークリサーチの2011年の調査では製品の導入社数別シェアでは、「人事奉行(21/iシリーズ)」(OBC)「GLOVIA smart人事給与」(富士通)「SMILEシリーズ」(OSK)の順だったが、2012年は「人事奉行(21/iシリーズ)」は変わらないものの、「SMILEシリーズ」「COMPANY人事・給与」(ワークスアプリケーションズ)の順となった。

 

「人事奉行(21/iシリーズ)」と「SMILEシリーズ」は年商300億円未満の幅広いユーザ企業層で導入。特に年商5億円未満の小規模企業における「SMILEシリーズ」のシェアは4割に達しているという。「COMPANY人事・給与」は年商300億円以上~500億円未満の中堅上位企業において約15%と比較的高いシェアを獲得した。

 

一方、人事管理システムの活用における今後の重要事項としては、「法制度改訂への迅速な対応」「給与管理システムとの連携」「能力給や成果報酬への対応」といった項目が多く挙がった。ノークリサーチでは、人事管理システムでは給与管理システムや勤怠/就業管理システムと同様に法制度や自社の評価制度への対応と他システムとの連携が重視されていると分析する。

 

また、SAPやOracleなど大手のERPベンダーでは既存のERPとSaaSを組み合わせるなどして、タレントマネジメントに注力する動きなども見られるが(関連記事)、これに該当する「企業の生産性を統合的に計測、改善する仕組みの導入」は、年商300~500億円の中堅上記企業層においても20%弱にとどまっており、まだまだ導入が広がっているとはいえない状況であることが明らかになった。

 

「人事管理を発展させて企業業績の向上に結び付けるという発想自体は中堅/中小に対しても有効ではある。ただし、物理的に離れた拠点を数多く持ち、人材と職責の組み合わせが常に流動的なグローバル企業が必要とするソリューションと、中堅・中小企業に適したものとは区別しておく必要がある」(ノークリサーチ)としている。

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